氷箱(私が死んでも変わりはいるもの) [貧乏長屋の熱損失]
「私が死んでも変わりはいるもの」
さて私は、あと何回、死んでしまうのでしょうか?ループしまくりです。
あってよかった、復活の呪文。でも3割がた役に立たなかった復活の呪文。
FF-1で、セーブできるようになって、どれだけその恩恵をありがたく噛み締めたものか。12月発売のFF13-2では、FF初の試みとして、復活の呪文を採用して欲しいものです。
PS-3持ってないけど。
はい、昭和です。古きよき時代です。
さて、今日はアルミサッシについて、貧乏長屋真実探求の旅に出かけましょう。
にじの貧乏長屋には、アルミサッシがついています。
古き良き昭和ならば、当然 ガタピシ いう木製建具。勿論引き戸で決まりなのですが、木製建具は大工さんの技術と人件費をを必要とするので、もはやすっかりなりを潜めて、サルでもインパクトが使えれば簡単固定の、一番グレードの低いアルミサッシが貧乏長屋の定番となってしまいました。
最低グレードの、貧乏アルミサッシは実に魅力的です。なんせ すかすか、ガラスもぺらぺらですから、軽量化の恩恵として、軽い開け閉めが最初のうちは約束されています。
さらに、外の気配や気候を室内でいつでも感じとれる、四季の移ろいを楽しむ日本人の特性に、見ごとに適合した性能を有します。
まあ、言葉を変えれば、熱は駄々漏れ、音は筒抜けという表現にもなりますが。
熱の駄々漏れの更なる恩恵として、漏れなく結露のプレゼントという大サービスです。結露は、空気中の埃を吸って、室内空気を浄化してくれます。ガラスのガスケット廻りにこびりついた黒い塊ですね。
さらに木製の額縁とアルミと接する部分は、湿潤と乾燥を繰り返し、腐食菌の巣窟となり、真っ黒になっていきます。そしてそのうち腐ります。
木材の魅力的な利用方法ですね、どんどん地場産の木材を消費して、地産地消に貢献しましょう キラッ☆。
サッシには、気密等級というものがあり、A-1からA-4までの4段階にJIS(弱小、陰険 選手権)で区分されていて、数字が大きいほど機密性が高くなります。
当然、貧乏長屋はA-1だと思ってしまいがちですが、A-1は換気用の窓、ようはガラリ付きの特殊用途のものです。
そうすると、A-2かと思うのですが、一般に使用されるアルミサッシは、A-3か4なのです。
A-4は高気密タイプ、A-3は一般仕様といった区分になります。
貧乏の長屋のアルミサッシは、前の住人がカーテンを挟んだまま、無理に閉めたりしたのでしょう、クレセントを掛けても、がたがた動きます。
現実的には、いいとこA-2.5ってところですね。
まあ、いつものように大サービス。A-3ってことにしておきましょう。
A-3等級とは、風速4m/secのときに8立米以下の隙間風しか入ってきませんということです。
さて、昨日の風速を気象庁のデータで調べてみますと、東南東 平均3.1m/sec となっています。
さて、隙間風の算定ですが、
建具の隙間にかかる力(圧力)により発生します。(そうですよね、そういうことにしましょうね)
風圧力は p=1/2×ρ(ろー)×v^2 となります。ρは空気の密度、vは風速です。
すなわち風速の二乗に比例します。
したがい、隙間風=8立米×(3.1/4)^2=4.81立米
にじのところは、きれいに東向きなので、東南東の風の場合には、角度の補正が必要となります。
東と東南東のなす角は、22.5度ですので、東面が受ける割合は cos 22.5=0.924となります。
先ほどの4.81立米×0.924=4.44444 立米 (6の連続でなくてよかったですが、4でも連続すると不気味です)
「馬鹿なの?、死ぬの?」
はいはい。
にじのところの東向きの窓は、大体6.5平米ですので、一日のアルミサッシからの隙間風は、4.44444×6.5平米×24時間=693.33立米となります。
例によって、損失熱量は、
いつだったかの(コナンの時です)平均気温は19.2℃、貧乏長屋の平均気温は22℃をもとにすると
22℃の温度が693.33立米ぶん、外気の19.2℃の温度と入れ代ったことになり、
損失熱量は、いつもの空気の定圧比熱容量 889J/K立米より 889×693.33×(22-19.2)℃=1725837J=1725.8kJ=1.73MJ/日となります。
参考に、ランカの時の、貧乏長屋の損失熱量を並べると
外壁面 27.3(kJ/hK) 0.66(MJ/日K) 1.85(MJ/日)
ガラス面 174.96(kJ/hK) 4.20(MJ/日K) 11.76(MJ/日)
床下 687.45(kJ/hK) 16.50(MJ/日K) 46.20(MJ/日)
だいたい、外壁と同じくらいですね。
ブラックホールのような床下と比べると、かわいいものです。
ただし、この隙間風の算定はあくまで(執事ですから)も、アルミサッシの分だけですから、壁その他の隙間は別途ですから、時価ですから。
「るんちゃん それって違うと思うよ。」
さて私は、あと何回、死んでしまうのでしょうか?ループしまくりです。
あってよかった、復活の呪文。でも3割がた役に立たなかった復活の呪文。
FF-1で、セーブできるようになって、どれだけその恩恵をありがたく噛み締めたものか。12月発売のFF13-2では、FF初の試みとして、復活の呪文を採用して欲しいものです。
PS-3持ってないけど。
はい、昭和です。古きよき時代です。
さて、今日はアルミサッシについて、貧乏長屋真実探求の旅に出かけましょう。
にじの貧乏長屋には、アルミサッシがついています。
古き良き昭和ならば、当然 ガタピシ いう木製建具。勿論引き戸で決まりなのですが、木製建具は大工さんの技術と人件費をを必要とするので、もはやすっかりなりを潜めて、サルでもインパクトが使えれば簡単固定の、一番グレードの低いアルミサッシが貧乏長屋の定番となってしまいました。
最低グレードの、貧乏アルミサッシは実に魅力的です。なんせ すかすか、ガラスもぺらぺらですから、軽量化の恩恵として、軽い開け閉めが最初のうちは約束されています。
さらに、外の気配や気候を室内でいつでも感じとれる、四季の移ろいを楽しむ日本人の特性に、見ごとに適合した性能を有します。
まあ、言葉を変えれば、熱は駄々漏れ、音は筒抜けという表現にもなりますが。
熱の駄々漏れの更なる恩恵として、漏れなく結露のプレゼントという大サービスです。結露は、空気中の埃を吸って、室内空気を浄化してくれます。ガラスのガスケット廻りにこびりついた黒い塊ですね。
さらに木製の額縁とアルミと接する部分は、湿潤と乾燥を繰り返し、腐食菌の巣窟となり、真っ黒になっていきます。そしてそのうち腐ります。
木材の魅力的な利用方法ですね、どんどん地場産の木材を消費して、地産地消に貢献しましょう キラッ☆。
サッシには、気密等級というものがあり、A-1からA-4までの4段階にJIS(弱小、陰険 選手権)で区分されていて、数字が大きいほど機密性が高くなります。
当然、貧乏長屋はA-1だと思ってしまいがちですが、A-1は換気用の窓、ようはガラリ付きの特殊用途のものです。
そうすると、A-2かと思うのですが、一般に使用されるアルミサッシは、A-3か4なのです。
A-4は高気密タイプ、A-3は一般仕様といった区分になります。
貧乏の長屋のアルミサッシは、前の住人がカーテンを挟んだまま、無理に閉めたりしたのでしょう、クレセントを掛けても、がたがた動きます。
現実的には、いいとこA-2.5ってところですね。
まあ、いつものように大サービス。A-3ってことにしておきましょう。
A-3等級とは、風速4m/secのときに8立米以下の隙間風しか入ってきませんということです。
さて、昨日の風速を気象庁のデータで調べてみますと、東南東 平均3.1m/sec となっています。
さて、隙間風の算定ですが、
建具の隙間にかかる力(圧力)により発生します。(そうですよね、そういうことにしましょうね)
風圧力は p=1/2×ρ(ろー)×v^2 となります。ρは空気の密度、vは風速です。
すなわち風速の二乗に比例します。
したがい、隙間風=8立米×(3.1/4)^2=4.81立米
にじのところは、きれいに東向きなので、東南東の風の場合には、角度の補正が必要となります。
東と東南東のなす角は、22.5度ですので、東面が受ける割合は cos 22.5=0.924となります。
先ほどの4.81立米×0.924=4.44444 立米 (6の連続でなくてよかったですが、4でも連続すると不気味です)
「馬鹿なの?、死ぬの?」
はいはい。
にじのところの東向きの窓は、大体6.5平米ですので、一日のアルミサッシからの隙間風は、4.44444×6.5平米×24時間=693.33立米となります。
例によって、損失熱量は、
いつだったかの(コナンの時です)平均気温は19.2℃、貧乏長屋の平均気温は22℃をもとにすると
22℃の温度が693.33立米ぶん、外気の19.2℃の温度と入れ代ったことになり、
損失熱量は、いつもの空気の定圧比熱容量 889J/K立米より 889×693.33×(22-19.2)℃=1725837J=1725.8kJ=1.73MJ/日となります。
参考に、ランカの時の、貧乏長屋の損失熱量を並べると
外壁面 27.3(kJ/hK) 0.66(MJ/日K) 1.85(MJ/日)
ガラス面 174.96(kJ/hK) 4.20(MJ/日K) 11.76(MJ/日)
床下 687.45(kJ/hK) 16.50(MJ/日K) 46.20(MJ/日)
だいたい、外壁と同じくらいですね。
ブラックホールのような床下と比べると、かわいいものです。
ただし、この隙間風の算定はあくまで(執事ですから)も、アルミサッシの分だけですから、壁その他の隙間は別途ですから、時価ですから。
「るんちゃん それって違うと思うよ。」
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