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ニコっとタウン その3 [日常の些事]

ニコっとタウン その3

ニコタ1.JPG

花壇のお手入れは、こんなかんじですw。



前回に引き続き、またまたこのゲームのお話です。

前回お話しましたように、余暇時間のほぼ全てを費やして、ニコタにはまっておりまして、小学生のお友だちもできました。

小学生の方たちは皆、素直で正直です。全く退屈することがありません
そして、驚くことに礼儀はともかく、わがままを言いません。
親の教育の賜物でしょうか、感心することしきりです。

よく遊びに来る、ほのさん(仮称)は、いつも元気です。学校が終わってからログインしているのでしょう。
仕事の合間に、時々、伝言を確認すると、夕方の時間のタイムスタンプと

「にじ、まだ仕事終わんないの?」とか
「にじ、遊ぼう」とか
「にじーーーー」とか

感情の向くままに、とても簡潔で解かりやすい伝言を残してくれます。
それにしても、一応にじは相応の年長者なわけですから、気の向くままの呼び捨てというのには、いささか閉口しますが、これが子供の特権なのでしょう。

もっとも遊ぶといっても、おしゃべりしながら、一緒に釣りをするくらいしか、タウンでやることはないのですが。

まあ、にじもお仕事中は、一緒に遊んでいるわけにもいかないので、一緒に釣りをする機会もさほどないわけで、たまに時間があうと、自宅釣堀で一緒に竿を並べたりするわけです。

話題は専ら、学校の水泳の授業や習い事の話です。
にじは、時々質問を挟むくらいで、大抵聞き役です。

平泳ぎで25メートル泳げるようになった話や、つい水を飲んでしまう息継ぎや、騒がしい妹の話に相槌を打ちます。

そして、時々にじの話に出てくる単語に質問します。「SNS」ってなに?とか、「うp」ってなに?という具合です。
もちろん、説明できることは、できるだけ丁寧に説明します。

でも、時々詰まってしまうこともあります。本来の意味や略語の正式名称とか、自分の中でも曖昧になっていることが、随分あるものです。
こういうのって、説明しようと思わないと気がつかないものです。

説明に少しでも詰まると、にじは諦めることにしています。
未来明るき児童に、曖昧な説明をするわけにもいきません。正直に良くわかりませんと伝え、次に遭うときまでに、説明の猶予をもらいます。

かっこ悪い大人の代名詞になってしまいそうですが、しかたありません。
この歳になったって、できないことはたくさんあるのです。

そしてほのさんは、釣りの途中でも突然、「妹がうるさい」とか「お風呂の時間」と一言残して、おかまいなしに現実に帰って行きます。
とても、フリーダムです。
にじは、一人取り残されて、竿の貸し出し時間が終わるまで、釣りを続けます。


土曜日は、学校がお休みだからでしょう、にじが朝の花壇の手入れをしていると、ほのさんは突然現れます。
にじは、この後お仕事だから、8時までしか時間がないと伝えると、
すぐさま、今日の習いごとの話をしを始めて、ちゃんと8時になると、夕方にまた来ると言って帰って行きます。

本当に、時間には、ちゃんとしているのです。
もっとも、夕方にまた来るとは、限らないのですがw。


さて、彼女たちの眼には、この擬似世界はどんな風に映っているのでしょう。
にじが、子供の頃にはSF物語の中にしかなかった世界が、もう現実になってしまっている世代の気持ちというのは、どうにも量りかねます。

彼女たちにとって、にじは友だちなのでしょうか、TVゲームの中のキャラのひとつなのでしょうか。
それとも、浦安ネズミ天国の着ぐるみの人形的な存在なのでしょうか

この擬似世界の中で、にじという存在がまともな、おとなとして、彼女たちの眼には映っていないのは確かなようです。

当然ですねw。

それでも、にじは、毎日楽しんでいるのです。

やれやれ。


今日もこんなに、退屈な文章に最後まで、お付き合い頂き、ありがとうございました。

もちろん、さっさと、氷箱シーリーズやれよって、言って下さる奇特なお方がございましたら、ゲーム時間を短縮して冷蔵庫?(貧乏長屋の熱損失シリーズ?)の原稿作りに励みますw。

というわけで、このシリーズ、まだ続きます。





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