ニコっとタウン その4 [日常の些事]
ニコっとタウン その4
前回に引き続き、またこのゲームのお話です。
本当にこの状態で、住宅カテゴリーに帰属していてよいものか、毎回疑問になる内容です。
そのうち、運営様から指導されないか、不安ですw。
ニコタでは、毎週、お題が出て作文をさせられます。
こんなかんじです。
もちろん、強制ではありません。
例によって、「ブログを書きましょう」的なものです。
にじは、ここで「にじうら」を書いていますので、なんで、ゲームの中でまでブログを書かなくては、などと考えてしまいます。
「にじうら」がそもそも、にじの裏で、にじ表である本家を、まだ開設すらしていないというのに、にじ裏の裏ブログを書くということに、どれだけの意味があるのでしょう。
それとも、裏の裏だから、これが本家のにじオモテブログになってしまうのでしょうか?
うだうだ言ってますが、勿論書くことは決まっているのです。
これは、自分を見つめる試練なのです。嘘です、景品がもらえるからです。
景品は、自分の部屋に飾れる置物の類なんです、どうしても欲しいってわけではないのですが…、
さて、これは先々週のお題です。
「今、見たい映画は」だったかな?
そして、その作文です。
***********************
今見たい映画は、
「真夏の夜のJAZZ」
とても昔に、リバイバルで見ました。
夏の近づく頃のとても天気のいい平日の朝。
紺のブレザーにエンジ色のネクタイの冴えない学生服そのまま、高校に向かうはずの混雑した電車に乗った。
降りるはずの高校のある駅を通過し、そのまま電車にのっていた、高校をさぼって大きな街に向かうことにした。
なんで、そんなことになったのかは、良く覚えていない。
何にしても、そんなことは、当時さほど珍しいことではなかったと思う、誰も気にも留めなかっただろう。
たまに訪れるその駅の北口広場からほど近い、にぎやかな通りの一本裏手の静かな通りに面してその映画館はあった。
誰にも見せたくないみたいに、とても控えめに、小さな看板と入り口があり、狭い階段を降りた突き当たりは、もう小さな券売り場、そして映画館の入り口。
そんな、かわいらしい忘れられたようなた映画館だった。
確かスバル座という名前だったと思う。
客といえそうなものは、冴えない学生服を着て髪を伸ばしはじめた、その時の僕一人だけだった。
ちょっと埃の匂いのする小さな映画館の真ん中に、一人で座ってポップコーンを食べながらぼんやりとその古びた記録映画を眺めていた。
場面が変わるたびに、様々な演奏家が、苦しそうに、そして楽しげに演奏をしていく、そんな映画だった。
オープニングで陽気に演奏しながら会場に向かうオープンカーが、ぐったりして、ねむりこけたJazz man達をのせて、大きな夕日に向かって走り去っていく。
そんな映像で、その記録映画は終わった。
次の白黒の映画が終わっても、他の客が現れることはなかった。
僕は、席を立ち、入ってきた時のように一人で映画館を出た。
なぜ、あのときに、一人でそんな映画を見に行ったのかは、もう思い出せない。
映画館で流れていったスクリーンの風景と埃っぽい匂いだけが、うっすらと記憶に残っているだけ。
また、リバイバルで上映するなら、
あの映画館に、やっぱり一人で、行ってみたいと思う。
***********************
真夏の夜のジャズ(Jazz On A Summer's Day)とは、1958年に開催された第5回ニューポート・ジャズ・フェスティバル(Newport Jazz Festival)を記録したアメリカのドキュメンタリー映画。1960年公開。(WIKIより転記)
***********************
今日もこんなに、退屈な文章に最後まで、お付き合い頂き、ありがとうございました。
もちろん、さっさと、るんるんシーリーズやれよって、言って下さる方がございましたら、ゲーム時間を短縮して書きかけの原稿を仕上げます。(一話分しかないけどw)
というわけで、このシリーズ、ネタがつきるまで続きます。
前回に引き続き、またこのゲームのお話です。
本当にこの状態で、住宅カテゴリーに帰属していてよいものか、毎回疑問になる内容です。
そのうち、運営様から指導されないか、不安ですw。
ニコタでは、毎週、お題が出て作文をさせられます。
こんなかんじです。
もちろん、強制ではありません。
例によって、「ブログを書きましょう」的なものです。
にじは、ここで「にじうら」を書いていますので、なんで、ゲームの中でまでブログを書かなくては、などと考えてしまいます。
「にじうら」がそもそも、にじの裏で、にじ表である本家を、まだ開設すらしていないというのに、にじ裏の裏ブログを書くということに、どれだけの意味があるのでしょう。
それとも、裏の裏だから、これが本家のにじオモテブログになってしまうのでしょうか?
うだうだ言ってますが、勿論書くことは決まっているのです。
これは、自分を見つめる試練なのです。嘘です、景品がもらえるからです。
景品は、自分の部屋に飾れる置物の類なんです、どうしても欲しいってわけではないのですが…、
さて、これは先々週のお題です。
「今、見たい映画は」だったかな?
そして、その作文です。
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今見たい映画は、
「真夏の夜のJAZZ」
とても昔に、リバイバルで見ました。
夏の近づく頃のとても天気のいい平日の朝。
紺のブレザーにエンジ色のネクタイの冴えない学生服そのまま、高校に向かうはずの混雑した電車に乗った。
降りるはずの高校のある駅を通過し、そのまま電車にのっていた、高校をさぼって大きな街に向かうことにした。
なんで、そんなことになったのかは、良く覚えていない。
何にしても、そんなことは、当時さほど珍しいことではなかったと思う、誰も気にも留めなかっただろう。
たまに訪れるその駅の北口広場からほど近い、にぎやかな通りの一本裏手の静かな通りに面してその映画館はあった。
誰にも見せたくないみたいに、とても控えめに、小さな看板と入り口があり、狭い階段を降りた突き当たりは、もう小さな券売り場、そして映画館の入り口。
そんな、かわいらしい忘れられたようなた映画館だった。
確かスバル座という名前だったと思う。
客といえそうなものは、冴えない学生服を着て髪を伸ばしはじめた、その時の僕一人だけだった。
ちょっと埃の匂いのする小さな映画館の真ん中に、一人で座ってポップコーンを食べながらぼんやりとその古びた記録映画を眺めていた。
場面が変わるたびに、様々な演奏家が、苦しそうに、そして楽しげに演奏をしていく、そんな映画だった。
オープニングで陽気に演奏しながら会場に向かうオープンカーが、ぐったりして、ねむりこけたJazz man達をのせて、大きな夕日に向かって走り去っていく。
そんな映像で、その記録映画は終わった。
次の白黒の映画が終わっても、他の客が現れることはなかった。
僕は、席を立ち、入ってきた時のように一人で映画館を出た。
なぜ、あのときに、一人でそんな映画を見に行ったのかは、もう思い出せない。
映画館で流れていったスクリーンの風景と埃っぽい匂いだけが、うっすらと記憶に残っているだけ。
また、リバイバルで上映するなら、
あの映画館に、やっぱり一人で、行ってみたいと思う。
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真夏の夜のジャズ(Jazz On A Summer's Day)とは、1958年に開催された第5回ニューポート・ジャズ・フェスティバル(Newport Jazz Festival)を記録したアメリカのドキュメンタリー映画。1960年公開。(WIKIより転記)
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今日もこんなに、退屈な文章に最後まで、お付き合い頂き、ありがとうございました。
もちろん、さっさと、るんるんシーリーズやれよって、言って下さる方がございましたら、ゲーム時間を短縮して書きかけの原稿を仕上げます。(一話分しかないけどw)
というわけで、このシリーズ、ネタがつきるまで続きます。
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