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氷箱(ソロモンよ、私は帰って来たっ! )  [貧乏長屋の熱損失]

氷箱(ソロモンよ、私は帰って来たっ! ) 

がとー.jpg

 待ちに待った時が来たのだ。
多くの英霊達が無駄死にで無かった事の証の為に、
再びジオンの理想を掲げる為に、星の屑成就の為に!
ソロモンよ、私は帰って来たっ!

 ガトーかっこいいですね。ガンダムシリーズの中で一番好きなキャラです。
やっと、にじも帰って来ました。本当に久しぶりの「氷箱」です。


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窓からの取得熱量について その3

 それでは、前回からの続きです、前回はすっかりgdgdしてしまったので、ちいとも話が進みませんでした。
おまけに、2週間半も、妙な記事に費やしてしまったものですから、皆様もにじも何も覚えていないでしょう。

 ちょこっと、前回のおさらいです。
前回は、気象庁のデータを基に、地面の受ける熱取得量を見てみました。
昨年の1年間のデータを見てみると、

 10月の取得熱量が、厳冬期の1月、2月よりも遥かに少なく、8月が一番多いという感じの結果でした。
どうしても、思い出せない方は、キャスバル・レム・ダイクンの回、氷箱(まだだ!まだ終わらんよ!!)を参照してください。


 今日は、まず障害物が全くない場合の東面からの日射の取得熱量のを見ていきましょうか。

 窓から入ってくる、太陽の光には大きく3つの要素があります。(もしかしたらもっとあるかもしれません、その時は又、お詫びと訂正でお会いしましょう)
一つ目は、太陽の高さです。季節、時間によって刻々と変わります。
二つ目は、太陽の角度です、高さの場合も角度ですが、この場合は方位角です。窓面とのなす角によって、取得する太陽光の量が変わります。
三つ目は、ガラスの光の透過率です。勿論ガラスが買ったときの状態にはないので、貧乏長屋に限らず当然汚れていきます。まあ、汚れは気にしないことしましょう。

 そして、忘れてはならないのが、全天日射量です。これは地表面が受ける熱量で、太陽の角度の鉛直方向ではありません。

 計算する時には、まず太陽角度の鉛直方向の日射量を求めてるのが、わかりやすそうですね。

 では、まず求める日付です。7月2日にしましょうね。うんうんそれがいい。
勿論、アップする日は、7月2日になるとは限りません。

 で、なんで7月2日なんでしょう
以前に計算した手元のデータが7月2日のものだったからです。

がーーーーん。

近い日で再計算もできますが、なんせもう一回計算するのが面倒くさ… げふんげふん。

というわけで(?)

先ほど上げた3つの要素から解説です。

 一つ目の、太陽の高さについてです。
まあ、当たり前すぎることですが、朝太陽が出てから、夕方に沈むまでに太陽の角度は変わっていきます。
さて、ガラスを透過する太陽光線はというと、ガラス面に対して鉛直の場合が最大で100%になります。
そして、太陽の高度角θに対して、COSθ倍になります。
つまり、朝、日が出た瞬間が最大で、お昼の一番太陽が上ったとき(南中高度)が最低になります。

きっと、そんなはずない、朝の陽射しよりお昼の方が暑いと思う方がいると思いますので、ちょっとだけ補足です。
その通りです。地面が熱くなるのはお昼です、それは地面の鉛直方向に太陽が近づくからです。
真上から光を当てると、屋根面や地面には光が当たりますが、側面に光が当たりませんよね。そういう感じをイメージしてもらえるとわかりやすいかも、知れません。


 さて、お次は太陽の方位角です。こらも、先ほどの太陽の高度と理屈は同じです。
正面から光を受けると、沢山光があたりますが、光が正面からずれるほど、光は弱くなります。
そして、正面から±90度の範囲を外れると、当然光は入らなくなります。
そうすると、窓の正面を0度として、窓の正面と太陽の方向のなす角をθとすると、これもまた太陽の方位角θに対して、COSθ倍になります。

 今日はここまでです。
次回は、3つ目のガラスの光の透過率と、忘れてならない全天日射量の換算です。
ちょっとだけ、ややこしくなりますw。




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