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氷箱(もっていけ! 最後に笑っちゃうのはあたしのはず) [貧乏長屋の熱損失]

もっていけ! 最後に笑っちゃうのはあたしのはず

もう、何でも持っていてください。貧乏長屋の室温は、絶対零度を遥かに超えていますから、いまさら失うものは何一つありません。

今日は、熱量を失う別の要因として、24時間換気について、老朽化した脳みそをフル回転させてみます。
「ぶぶぶ…、さ、さいとうさん…。」

平成15年に24時間換気が法令化されました。もう8年にもなります。
とっても素敵な法律です。3のつく某電機メーカー(そういえば、まじめな車も作ってましたっけ)だけが大喜びです。

勿論、我らが貧乏長屋には、そんな素晴らしいものはついていません。
違法建築では、ありません。既存不適格です(玉井さんの時に触れましたね)

消防の火災報知器のように遡及適用しませんので、法令化前に建った建築に関しては、全く気にしなくて良いのです。
某建築指導課を名乗る人が来て、「お宅には24時間換気が付いてないから違法です。設置にまいりました」とか「逮捕されますよ」とか言われても、へっちゃらなのです。

振り付けつきで、「チチをもげ」をフルコーラスで歌って、追い返してよいのです。
それでも食い下がるバンビーノには、
「ライオンの牙に小鳥は止まらないんだ…」と諭してやってよいのです。

ふぉるごれ.jpg



はいここで、まったく役に立たない豆知識。

遡及適用とは、その法律ができる前の建築物にも適用される法律のことです。
つまり、それがどんなに古い建物であっても、現時点で火災報知器のついていない住宅は、違法建築であるということで、この場合は既存不適格とはなりません。

恐ろしいことに、にじの貧乏長屋にもちゃーんと火災報知器がついています。
一昨年、ピザ大家が自ら、脚立を担いで貧乏天井につけていきましたから。


閑話休題



さて、24時間換気は法律でやらなくてはならないことだというのは、ご存知かと思いますが、24時間換気は何の意味があるのでしょう。

まず、その部分から考えてみましょうか
24時間換気とひとくくりに、してしまいがちですが、その実態は

「居室内における化学物質の発散に対する衛生上の措置(シックハウス対策)」

というものです。

見ての通り、換気をするというのはあくまでも手段で、その目的とは建築材料から発散される、化学物質により、眩暈、吐き気、頭痛等の健康被害(シックハウス症候群)の予防にあります。
勿論、シックハウス症候群の予防のためですから、方法は当然、他にもあるわけで、ちゃーんと法令化されています。

例えば、「内装仕上げの制限」 建築基準法施行令 20の5(暇な人は、目の前の箱に聞いてみてね)
ようは、化学物質を発生する材料は、使っていはいけません、どうしても使いたい人は、使ってもいいですけど、使用量は制限しますし、その分換気をたくさんしないといけませんよ。
ってことです。

へんですよね、化学物質のでる材料を使うなと言っておいて、24時間換気もやれとは、どういう了見なのでしょう?
どっちかで、いいと考えるのが普通ですよね、別に放射線漏洩の危険性がある訳ではないんですから。
化学物質の出る材料を使っていないのに調子の悪くなる人は、マスクを奨励しますとか、体を鍛えるために、にじと一緒にレディオ体操を奨励しますとか、24時間換気をしたらよくなることがあります。あとは自己責任でよろしくね キラッ☆。
くらいで、本当に十分ですよね。

勘ぐってしまいますよね。どこか、3のつく財閥家からねじ込まれたんじゃないのかとかね。

大体、変な法律を作っておいて、作ったやつの名前が公表されることもなければ、国民に不利益を与えても咎められるられることもないのっておかしいと思います。
建築ど素人の国土交通大臣が認可すればなんでも OK ってのは、気持ち悪すぎです。
まあ、柔道選手に国会議員が務まるのですから、日本はなんでも OK の素晴らしい国家なんですね。

さて、なんだかgdgd長くなってしまったので、続きは次回に持越しです。



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