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るんるん徘徊 その2下の中 [日曜日の過ごし方]

 連休だというのに、なんという天気なのでしょう。
しかも、このまま日増しに気温は上昇していくそうです。そして、その後は台風の影響って、一体どうしろと言うのでしょう
美しいのは、夕焼けばかり、増えるのはエンゲル係数ばかり、縮まるのは仕事時間ばかり、そして、聞こえてくるのは隣人の室外機のクーラー音ばかり。
そろそろ、クーラーつけてもいい頃かな?
ようやく、照り付けるのを我慢し始めた、太陽に今日も、お疲れ様の冷酒の乾杯です。
 向かいの梨畑は、枝が真上に急上昇中です。それはそうです。
ホットスポットの放射線を一杯に浴びた梨を、わざわざ誰が買おうと言うのです。贈答に送られた側も迷惑ですし、送った側も気まずいです。
まあ、縁を切りたい相手でもいれば丁度いいですね、訳ありの方は、是非、貧乏長屋界隈の放射線印の梨をお買い求めください。
こんな、状態では梨の手入れもする気にならないでしょう。罪のない梨の木々は、本来の姿を取り戻すべく、無造作にに枝を伸ばしています。

 そうした、ある日作業服に身を固めた、ヘルメット姿の人たちが表われて、貧乏長屋と梨畑の間の辺りをうろうろしています。
「看板に当たる」とか「もっと右}とか「もういいよ、大体でやるから」
とか、言ってます。
会話から推察するに、トランシットを使った測量のようです。しかも、予備調査でしょうか、かなり大雑把なかんじです。
カーテン越しに聞こえてくる会話を耳にしていると、世の中の測量のレベルが良くわかります。
結構、アバウトなんですね。正直これなら、にじが自分で計測したほうが、よほど精度がよさそうです。

さらに、翌日梨畑に小さな看板が立ちました。いわゆる開発行為のお知らせです。
どうやら、あの測量は正式なものだったようです。やれやれ。
この、僻地の渋滞ゾーンをの真っ只中の中心核に、梨畑切り売りの拡散波動砲を打ち込むつもりのようです。
梨畑の持ち主は、器のよさそうな、おじちゃんとおばちゃんで、良く手入れの姿を見かけますので。もちろんピザ大家ではありません。でも、同じ一族なんでしょうね。
悪いいれ知恵でもされていないことを、祈りたいものです。

もう、これで、貧乏長屋周囲の環境悪化は致命的です。梨畑の撤去の工事だけで、クラクションの咆哮が耐えないのは請け合いです。

いいタイミング脱出のできるにじは、ちょっとラッキーです。
役所は、この状態のままで開発の許可をおろすんでしょうね、これでこそ貧乏街のスペックてもんです。
殺人事件でも頻出しない限り(って、最近もう起こってるのですが)、もしくは、しても放置プレイ確定です。

さようなら、好きになれなかった町。
引越しが住んだら、その全貌を明らかにしましょうww。

なんだ、異様な前置きの長さです。
これに本文をどれくらい付け加えれば、適量なのでしょう。
連休なので、前置きだけにしておきましょうかwww。



さて、続きです。
順番の振り分けに、一貫性がないのは、書きかけの原稿のまま切り売りしている状態で、本文の終わりがまだ見えていないのです。www

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るんるん徘徊(その2 下の中)

中古屋を出て、通りを渡って、お酢の醸造工場の横の通りを歩きます。
こんなところに、醸造工場があったなどとは、思いもよりませんでした。
通りからは、奥まっていて見えにくいですが、波型スレートの工場の長い外壁が道路に沿って続きます。
日曜日ですから、今日はお休みなのでしょう。
工場の広い敷地に、人影はなく伽藍としています。ちょっと、離れて建つ、赤茶色のレンガの煙突が、なんだか手持ち無沙汰に見えます。
それでも、鼻の奥を突くお酢の匂いは、どこまでも追いかけてきます。近隣のマンションの人たちは、どうやって洗濯ものを干しているのでしょう?

白いマンションのベランダに並んでいるのは、換えのタイヤや、クーラーの室外機。洗濯物の姿はありません。
物干し竿は、隊列を組んで、見あげる軒天上に並んでいます。
でも、やっぱり洗濯物の姿だけがありません。まあ、こんな天気ですし、普段は外に干しているのでしょう。
でも、匂いは平気なのか、やっぱり、他人事ながら気になります。

最初は、さほど広い道ではなかったのですが、工場を過ぎて景色が住宅街に戻る頃に、斜めに並木道と合流して大きな通りとなります。
両側には、すっかり大きくなった、乱暴に枝を広げるニセアカシアが並びます。車道も歩道もゆったりとしていて、車なんか6台くらい並べそうです。
この町に、こんなまともな道があるとは、驚きです。
どうみても、役場のお金の使い方には偏りがあるように見えます。ここの道を貧乏長屋の前に50cmでいいから、分けて欲しいものです。

幸せになる人が倍増するのは、明らかです。

とまあ、そんなことは置いておいて、突然スケールアウトしたような場違いな並木道の坂を下っていくと、下りきった道路沿いに、またしても、長細い公園があります。
今日のるんるんの、最終目的地です。

坂に沿ったその公園は、やっぱり坂道と同じ勾配なりの敷地になっています。
公園の入り口は坂の上、中央は坂の下、出口は又坂の上です。
雪が降ったら、ハーフパイプができるかもしれません。

それにしても、殺風景な公園です。斜面の比較的緩いところに設置された、古びたブランコと滑り台。
そして、大きくなってしまった、樹木がぽつんぽつん。そして、本当に大きなコンクリートの塊が2つ。
この、公園にあまりに不似合いな、異様とも思えるコンクリートは、高さが4mほど幅は3m奥行きは6mほどで、周りを見下ろすようにたっています。
あきれるほど大きいのですが、威圧感はなく、やさしく風景の中に溶け込んでいます。

コンクリート1.JPG

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あきれるほど、短い本文でしたw。
今日もこんなに、退屈な文章に最後まで、お付き合い頂き、ありがとうございました。
明日で、やっと、完結です。

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