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氷箱(バカばっか) [貧乏長屋の熱損失]

バカばっか

るりるり.jpg


全くもってそのとおりです。

何をやってるんだか、もはやにじにもわかりません。
そもそも、これは冷蔵庫の話だったのでは?

一体誰が知ってるんでしょう。
教えてオモイカネ

「ggrks」

まあそんなもんでしょうね。

さあ、まとめです。

ちょっと面白そうなので、熊谷と十勝の場合に、それぞれどれくらいの熱損失が出るのか、試算してみましょう。家の容量はにじの貧乏長屋の容量 119立米、平均室温22℃を基準とします。そして、毎度の空気の定圧比熱容量 889J/K立米。
計算の仕方は、綾波の回と同じになります。


熊谷の場合 2007年8月16日 平均気温33.7℃
損失熱量は、889×119立米×(33.7-22)℃×24時間×0.5(回/時間)=14853056J=14853kJ=14.9 MJ/日となります。

十勝(陸別)の場合  2000年1月27日 平均気温-22.7℃
損失熱量は、889×119立米×(22--22.7)℃×24時間×0.5(回/時間)=5674629J=56746kJ=56.7 MJ/日となります。

ちなみに、にじの貧乏長屋で使う、いつもの日だと平均気温19.2℃
損失熱量は、889×119立米×(22-19.2)℃×24時間×0.5(回/時間)=3554577J=3554kJ=3.5 MJ/日となります。

参考に、ランカの時の、貧乏長屋の損失熱量を並べると

外壁面   27.3(kJ/hK)   0.66(MJ/日K) 1.85(MJ/日)
ガラス面 174.96(kJ/hK)   4.20(MJ/日K) 11.76(MJ/日)
床下   687.45(kJ/hK)   16.50(MJ/日K)   46.20(MJ/日)
サッシ                         1.73(MJ/日)
24時間換気                       3.5 (MJ/日)



こうしてみると、貧乏長屋の床下ブラックホールは、強力ですね。向かうところ敵なしといった感じです。
それでも、冬の十勝には及びませんが、-30℃と比べての僅差ですから。

感心するやら、あきれるやら、どこまで悲しい貧乏長屋。

一体誰が悪い? 勿論、今日もピザ大家でFA。


もはや、室温をどれだけ下げるか、計算したところで、神の世界を垣間見るだけとなってしまうことは、明白ですので自重します。
何に換算するとわかりやすいかな? これはにじの課題とします。


又、隙間風に多いな関心のある人は、相当隙間面積(C値)というものがあります。これは、理論値ではなく実測値なのでこの、おえっぷログでは扱いませんが(手に負えませんが)目の前の箱にでも聞いてみてください。

ここまで、損失の計算ばかりでしたので、次回はもともとのテーマである冷蔵庫の発熱に並ぶ熱取得について、ない知恵を絞ってみましょうか。


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氷箱(のもぶよ をし はしたわ どけだ ぐんみーちゃ でーりぶら!) [貧乏長屋の熱損失]

のもぶよ をし はしたわ どけだ ぐんみーちゃ でーりぶら!

あゆむ.jpg



国民に不利益を与える木っ端役人と、私と地球環境に不利益を与えるピザ大家は、魔装少女に変身して、懲らしめてやりましょう。

さて、続きです。
24時間換気とは、1時間に0.5回以上、住宅の空気を入れ換えなさい。(もっといえば、そういう性能の換気扇を買って、付けて、回しっぱにしなさい)
ということを、法律にして全国民に強要しているわけです。

一時間に、0.5回というとあまりピンと来ませんね、

例えば、
熊谷の夏の場合 外気温が40℃だったとします。あまりに暑いのでクーラーを全開にして、室温が22℃になりました。折角22℃に冷やした部屋の空気を強制的に、2時間に1回全部、外の40℃の空気に入れ換えます。
十勝の冬の場合 外気温が-30℃だったとします。あまりに寒いいのでストーブを全開にして、室温が22℃になりました。折角22℃に暖めた部屋の空気を強制的に、2時間に1回全部、外の-20℃の空気に入れ換えます。

本当にざるですね。電気を使って換気扇を回して、かつ暖めたり、冷やした空気を外に捨てているんですから、これで地球温暖化とか、節電とか言われても、鼻で笑ってしまいます。

さて、綾波のときに、アルミサッシの隙間風について考察しましたが、今度は住宅自体の隙間風について見てみましょう。

とても都合のいいことに、らきすたの回の時に頻出しました、3のつく電機メーカーの換気扇カタログに、具合のいい資料が載っています。



住宅の自然換気回数(内外の温度差5から10℃ 無風)

家の種類      構造          一時間の換気回数
和室(粗)  木造、畳、木製サッシ         3.0
和室(密)     同上              1.5
洋室(粗)    木造、木製サッシ         0.7
洋室(中)     同上              0.5
洋室(密)  コンクリート、金属サッシ       0.25

残念なことに、数値の根拠や出典が書いてないので、どの程度信憑性のある数字なのか良くわかりません。
この数字のままならば、木造の住宅は、機械による換気など、全く必要ないということになります。
コンクリートのマンションだって、法で定める半分で事足りるというものです。

にじのいる貧乏長屋はさしづめ、和室(粗)に該当しそうなので、なんにもしなくても、法で定める6倍は換気されてるということになります。

ピザ大家は、貧乏長屋を作ったことで、最高換気住宅勲章かなんか、貰えそうですね。

まあ、冬寒くて、夏暑いだけなんですが…。

あんまり、暑いと文章読むのも面倒ですから、ここで切りましょう。

次回は24時間換気のまとめです。
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氷箱(もっていけ! 最後に笑っちゃうのはあたしのはず) [貧乏長屋の熱損失]

もっていけ! 最後に笑っちゃうのはあたしのはず

もう、何でも持っていてください。貧乏長屋の室温は、絶対零度を遥かに超えていますから、いまさら失うものは何一つありません。

今日は、熱量を失う別の要因として、24時間換気について、老朽化した脳みそをフル回転させてみます。
「ぶぶぶ…、さ、さいとうさん…。」

平成15年に24時間換気が法令化されました。もう8年にもなります。
とっても素敵な法律です。3のつく某電機メーカー(そういえば、まじめな車も作ってましたっけ)だけが大喜びです。

勿論、我らが貧乏長屋には、そんな素晴らしいものはついていません。
違法建築では、ありません。既存不適格です(玉井さんの時に触れましたね)

消防の火災報知器のように遡及適用しませんので、法令化前に建った建築に関しては、全く気にしなくて良いのです。
某建築指導課を名乗る人が来て、「お宅には24時間換気が付いてないから違法です。設置にまいりました」とか「逮捕されますよ」とか言われても、へっちゃらなのです。

振り付けつきで、「チチをもげ」をフルコーラスで歌って、追い返してよいのです。
それでも食い下がるバンビーノには、
「ライオンの牙に小鳥は止まらないんだ…」と諭してやってよいのです。

ふぉるごれ.jpg



はいここで、まったく役に立たない豆知識。

遡及適用とは、その法律ができる前の建築物にも適用される法律のことです。
つまり、それがどんなに古い建物であっても、現時点で火災報知器のついていない住宅は、違法建築であるということで、この場合は既存不適格とはなりません。

恐ろしいことに、にじの貧乏長屋にもちゃーんと火災報知器がついています。
一昨年、ピザ大家が自ら、脚立を担いで貧乏天井につけていきましたから。


閑話休題



さて、24時間換気は法律でやらなくてはならないことだというのは、ご存知かと思いますが、24時間換気は何の意味があるのでしょう。

まず、その部分から考えてみましょうか
24時間換気とひとくくりに、してしまいがちですが、その実態は

「居室内における化学物質の発散に対する衛生上の措置(シックハウス対策)」

というものです。

見ての通り、換気をするというのはあくまでも手段で、その目的とは建築材料から発散される、化学物質により、眩暈、吐き気、頭痛等の健康被害(シックハウス症候群)の予防にあります。
勿論、シックハウス症候群の予防のためですから、方法は当然、他にもあるわけで、ちゃーんと法令化されています。

例えば、「内装仕上げの制限」 建築基準法施行令 20の5(暇な人は、目の前の箱に聞いてみてね)
ようは、化学物質を発生する材料は、使っていはいけません、どうしても使いたい人は、使ってもいいですけど、使用量は制限しますし、その分換気をたくさんしないといけませんよ。
ってことです。

へんですよね、化学物質のでる材料を使うなと言っておいて、24時間換気もやれとは、どういう了見なのでしょう?
どっちかで、いいと考えるのが普通ですよね、別に放射線漏洩の危険性がある訳ではないんですから。
化学物質の出る材料を使っていないのに調子の悪くなる人は、マスクを奨励しますとか、体を鍛えるために、にじと一緒にレディオ体操を奨励しますとか、24時間換気をしたらよくなることがあります。あとは自己責任でよろしくね キラッ☆。
くらいで、本当に十分ですよね。

勘ぐってしまいますよね。どこか、3のつく財閥家からねじ込まれたんじゃないのかとかね。

大体、変な法律を作っておいて、作ったやつの名前が公表されることもなければ、国民に不利益を与えても咎められるられることもないのっておかしいと思います。
建築ど素人の国土交通大臣が認可すればなんでも OK ってのは、気持ち悪すぎです。
まあ、柔道選手に国会議員が務まるのですから、日本はなんでも OK の素晴らしい国家なんですね。

さて、なんだかgdgd長くなってしまったので、続きは次回に持越しです。



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氷箱(私が死んでも変わりはいるもの) [貧乏長屋の熱損失]

「私が死んでも変わりはいるもの」

あやなみ.jpg


さて私は、あと何回、死んでしまうのでしょうか?ループしまくりです。
あってよかった、復活の呪文。でも3割がた役に立たなかった復活の呪文。
FF-1で、セーブできるようになって、どれだけその恩恵をありがたく噛み締めたものか。12月発売のFF13-2では、FF初の試みとして、復活の呪文を採用して欲しいものです。
PS-3持ってないけど。

はい、昭和です。古きよき時代です。

さて、今日はアルミサッシについて、貧乏長屋真実探求の旅に出かけましょう。
にじの貧乏長屋には、アルミサッシがついています。

古き良き昭和ならば、当然 ガタピシ いう木製建具。勿論引き戸で決まりなのですが、木製建具は大工さんの技術と人件費をを必要とするので、もはやすっかりなりを潜めて、サルでもインパクトが使えれば簡単固定の、一番グレードの低いアルミサッシが貧乏長屋の定番となってしまいました。
最低グレードの、貧乏アルミサッシは実に魅力的です。なんせ すかすか、ガラスもぺらぺらですから、軽量化の恩恵として、軽い開け閉めが最初のうちは約束されています。
さらに、外の気配や気候を室内でいつでも感じとれる、四季の移ろいを楽しむ日本人の特性に、見ごとに適合した性能を有します。

まあ、言葉を変えれば、熱は駄々漏れ、音は筒抜けという表現にもなりますが。

熱の駄々漏れの更なる恩恵として、漏れなく結露のプレゼントという大サービスです。結露は、空気中の埃を吸って、室内空気を浄化してくれます。ガラスのガスケット廻りにこびりついた黒い塊ですね。
さらに木製の額縁とアルミと接する部分は、湿潤と乾燥を繰り返し、腐食菌の巣窟となり、真っ黒になっていきます。そしてそのうち腐ります。

木材の魅力的な利用方法ですね、どんどん地場産の木材を消費して、地産地消に貢献しましょう キラッ☆。

サッシには、気密等級というものがあり、A-1からA-4までの4段階にJIS(弱小、陰険 選手権)で区分されていて、数字が大きいほど機密性が高くなります。

当然、貧乏長屋はA-1だと思ってしまいがちですが、A-1は換気用の窓、ようはガラリ付きの特殊用途のものです。
そうすると、A-2かと思うのですが、一般に使用されるアルミサッシは、A-3か4なのです。
A-4は高気密タイプ、A-3は一般仕様といった区分になります。

貧乏の長屋のアルミサッシは、前の住人がカーテンを挟んだまま、無理に閉めたりしたのでしょう、クレセントを掛けても、がたがた動きます。
現実的には、いいとこA-2.5ってところですね。

まあ、いつものように大サービス。A-3ってことにしておきましょう。

A-3等級とは、風速4m/secのときに8立米以下の隙間風しか入ってきませんということです。

さて、昨日の風速を気象庁のデータで調べてみますと、東南東 平均3.1m/sec となっています。
さて、隙間風の算定ですが、

建具の隙間にかかる力(圧力)により発生します。(そうですよね、そういうことにしましょうね)

風圧力は p=1/2×ρ(ろー)×v^2 となります。ρは空気の密度、vは風速です。
すなわち風速の二乗に比例します。

したがい、隙間風=8立米×(3.1/4)^2=4.81立米

にじのところは、きれいに東向きなので、東南東の風の場合には、角度の補正が必要となります。
東と東南東のなす角は、22.5度ですので、東面が受ける割合は cos 22.5=0.924となります。

先ほどの4.81立米×0.924=4.44444 立米 (6の連続でなくてよかったですが、4でも連続すると不気味です)

「馬鹿なの?、死ぬの?」

はいはい。

にじのところの東向きの窓は、大体6.5平米ですので、一日のアルミサッシからの隙間風は、4.44444×6.5平米×24時間=693.33立米となります。

例によって、損失熱量は、

いつだったかの(コナンの時です)平均気温は19.2℃、貧乏長屋の平均気温は22℃をもとにすると
22℃の温度が693.33立米ぶん、外気の19.2℃の温度と入れ代ったことになり、

損失熱量は、いつもの空気の定圧比熱容量 889J/K立米より 889×693.33×(22-19.2)℃=1725837J=1725.8kJ=1.73MJ/日となります。

参考に、ランカの時の、貧乏長屋の損失熱量を並べると

外壁面   27.3(kJ/hK)   0.66(MJ/日K) 1.85(MJ/日)
ガラス面 174.96(kJ/hK)   4.20(MJ/日K) 11.76(MJ/日)
床下   687.45(kJ/hK)   16.50(MJ/日K) 46.20(MJ/日)


だいたい、外壁と同じくらいですね。

ブラックホールのような床下と比べると、かわいいものです。

ただし、この隙間風の算定はあくまで(執事ですから)も、アルミサッシの分だけですから、壁その他の隙間は別途ですから、時価ですから。


「るんちゃん それって違うと思うよ。」
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氷箱(♪ゴージャス☆デリシャス☆デカルチャー♪) [貧乏長屋の熱損失]

♪ゴージャス☆デリシャス☆デカルチャー♪

らんか.jpg

気合なんて入れてやらないんだから
まじめになんて、やってやらないんだから

なんとなく、書いてみただけです。
注)にじは釘宮病ではありません。そういえば、ドラクラ以来出てない気がするけど、にじがTV見てないだけかな?

それにしても、蒸しますね、スカッと晴れて欲しいものです。
では、今日も皺のほとんどない脳みそフル稼働でまじめにやります。

やり方は、コナンの時とおんなじです。

厚さ     熱伝導率      熱抵抗

外側空気              23       0.04(平米K/W)
貧乏フロア      2(mm)  0.17(W/mK)  0.06(平米K/W)  
合板  12(mm)  0.16(W/mK)  0.08(平米K/W)
室内下向空気            12       0.08(平米K/W)

熱貫流抵抗=0.26(平米K/W)
熱貫流率=3.85 (W/平米K)

うん、もはやちょろいものですね。ガラスの熱貫流率が6.0(W/平米K)でしたから、ガラスよりはましですね。

ところで、あまり考えずに合板と記載しましたが、世の中普通に使っている間違いってありますよね。
先日、某ケーヨーデー○に合板を買いに行きました、「12mmの合板ありますか?」
「12mmのコンパネですね。9mmならありますが」
コンパネ部分がベニヤになることもあります。

コンパネはコンクリート打設のための型枠材のこと、即ち、コンクリートパネルのことです。最近は再利用可能な鋼製のものを良く見かけます。
ベニヤはveneerで無垢材のことで、合板とは対極のものです。

にじの、全く役に立たない豆知識ですた。
閑話休題


にじのところは延べ床面積は49.6平米くらいです。

熱損失係数(kJ/hK)は49.6×3.85×60×60/1000=687.45(kJ/hK) です。

外壁面 27.3(kJ/hK)、ガラス面174.96(kJ/hK)と比べて、はっきりわかりますね。なんと687.45(kJ/hK)です。
つくづく、貧乏長屋の1階には住むものではありません。

ガラスごときで、驚いてる場合ではありませんでした。
貧乏長屋では、家の中をどんなに温めても、床から地球に垂れ流しです。
世の中みんな、貧乏長屋スペックだったら、地球温暖化はがんがん進んで、京都議定書批准どころの騒ぎではありません。
内閣総理大臣ががんがって、1000万戸に太陽光発電を設置できても、水の泡です。

大連立なんてやってるばやいではありません。大急ぎで、ピザ大家を成敗して、貧乏長屋を行政代執行で撤去するしかありません。

さて、すかすか度合いの合計を出してみましょうか
熱損失係数(kJ/hK)の合計=27.3+174.96+687.45=889.71(kJ/hK)

さて、いつもの温度で試算です(もはや、一体いつの気温かわからなくなってしまいました)いつかの平均気温は19.2度、貧乏長屋の平均気温は22度(もう、これで決定にしましょう)

すると熱損失は(22-19.2)×889.71×24時間/1000=59.78(MJ)
桁が大きくなりすぎたので、又単位を上げています。(メガジュールはキロジュールの1000倍です)

久々に、室温に換算してみます。

空気の比熱容量= 889J/K立米、にじのいる貧乏長屋の容量119立米とすると、
59.78×1000×1000/889/119=546.3度下降

一日の損失熱量で 22℃の部屋がなんと-524.4℃になります。
絶対零度の-273.15℃を遥かに凌駕しています。生物の存在はおろか、神をも超越して、崩れることのないジェリコの壁を…。

一体どこに行けば、そんな貧乏長屋はあるのでしょう。現実に即した、わかりやすい数字を引き出そうとすると、もうこのざまです。

「ぶっちゃけありえない」


次回は、貧乏長屋のアルミッサシの隙間風についてです。
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氷箱(やみのちからのしもべたち、とっととおうちに(ry) [貧乏長屋の熱損失]

やみのちからのしもべたち、とっととおうちに(ry

ぷりきゅあ.jpg

もう、何を疑って良いのかわからないほど、「ぶっちゃけありえない」結果に涙が出そうです。
これは、おえっぷログの呪いなのかしらん。
すぐに呼びましょ陰陽師なのか、はたまた、ねこ巫女れいむなのか、はたまた、ぺったんぺったんむね(ry
さらにはマザー3を買いそびれた陰謀なのか

これだけ、原因を追究したにも(現実逃避したにも)かかわらず、理由は五里霧中。
やっぱり、スペクトルマンかな。

やれやれ。



それはそうと、初niceをくださった方、本当にどうもありがとうございました。にじはおえっぷログをやるのは、このにじうらが初めてなので、右も左もわからぬままに自由気ままに突き進んでいますが…、実際は、わりと、かなり、とっても不安だったので。評価していただける人がいると本当に安心します。

正直niceがいただけるのが、これほどうれしいものとは、思いませんでした。
本当に、どうもありがとうございました。


それではしきり直して、徹底検証。
まず壁面について、
にじのおうちの両側とにも、貧困に喘ぐ貧乏世帯が(嘘です。きっと、にじより遥かにまともで立派な人達です)ちゃーんと居を構えています。
薄っつぺらの壁を通して熱と音ののやり取りをしているので、あげて、貰っての±0、差し引きなしとします。
同じく、上にもうるさい物音を立てる、忌々しい糞餓鬼の(嘘です、素敵な御子息です)貧乏世帯が降りますので、以下
同上。

というわけで、残る床下に行って見ましょうか。

この検証は、楽チンです。
なぜって、台所にある、謎の床下点検口を開くと、そこには床下の世界とそのまんまの地面が見えるからです。

では、いって見ましょう。

床仕上 貧乏クッションフロア 2mm
床下地  合板         12mm
床下空気層  というより、これは外気です。
そして 日陰で湿った不毛な大地。コスモクリーナーでもないともうどうにもなりません。

勿論、布基礎も土台も床垂木もありますが、計算上削除。

匠もびっくりです、何ということでしょう床には断熱材のかけらもありません、気密シートもありません。
これで夏暑く、冬寒い理由が一目瞭然。

目に見えるところも、見えないところもしっかり手を抜く。
これぞ、貧乏長屋スペック。

いくらなんでも、あんまりです。貧乏長屋とはいえ、切なすぎです。
思わず涙を流しながら、大爆笑してしまいました。ピザ大家のやりそうなことです。ちぃーっくしょう。

「月に代わって、お仕置きよ!」

へそが茶を沸かして、あっという間に800MJの供給です、こうして、貧乏長屋の年間熱収支が貧乏住人のへそ茶の熱量で保たれているのですね。

これで、全ての謎が解けました。
やれやれ。

「この世には不思議なことなど何もないのだよ、久城君」

すっかり、気が抜けてしまったので、今日はここまで、キラッ☆。

次回は、このブラックホールのような貧乏床下から、どれくらい熱が逃げているか計算してみます。
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氷箱(風邪引くの 風邪引くの おふとんなくて寒い) [貧乏長屋の熱損失]

風邪引くの 風邪引くの おふとんなくて寒い

えりお.jpg

なんかいきなり、エロいですね、微妙すぎます。

さて、折角のお詫びと訂正の予告の甲斐もなく、このままだらだら流してしまうのでしょうか
おふとんで簀巻きになって、不貞寝しかないのでしょうか。宇宙人はいつ来るのでしょう?

つまるところ、貧乏長屋はこんなものなのですね。
住人のクオリティーも、こんなものなんですね。

前回は、外壁面からいかに、熱が逃げているかを見てみました。
今回は、さらに ぴうぴう が疑わしいガラス面を検証してみましょう。
計算は前回と同じなので、さくさくですね。

貧乏長屋のアルミサッシのガラスなんざ、当然単板 3mm以外にありません。
これで決まりです。ハイティーンブギとか言いません。

FL-3 熱貫流率=6.0 (W/平米K)
(FL-3 フロート板ガラス3mmの意味です、いわゆる普通のガラスです)


部材で1種類、厚さも1種類、目の前の箱に聞くと、ちゃんと教えてくれますね、楽ですね。

はい

窓面積は8.1平米
熱損失係数(kJ/hK)は8.1×6.0×60×60/1000=174.96

一昨日の平均気温は19.2度、貧乏長屋の平均気温は22度(ということにしましたよね)

するとガラスからの熱損失は(22-19.2)×174.96×24時間=11757(kJ)=11.757(MJ)

3日前の平均気温 15.5度にしたら、27.293(MJ)

冷蔵庫の発生熱量1173.6kJと比べると、もう桁違いです。もはや、この状態で損失熱量から、室温を計算したくもありません。

普通に凍え死んでる計算になります。

ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー
エスカリボルクで凍死から帰ってきました。

でも特に暖房も入れていないのに、この差額の熱量はどこから来るのでしょう。


うーん、本気でわからん。

次回は、貧乏長屋の床下からどれだけ熱が逃げているかを検証します。
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氷箱(真実はいつも、たった一つしかねーんだからな…) [貧乏長屋の熱損失]

真実はいつも、たった一つしかねーんだからな…

こなん.jpg


ちゃんとコナンの声が届きましたか?

というわけで、貧乏長屋の真実を暴きます。

それでは、このつたない脳みそで、外壁面の熱損失係数を計算してみましょうか。


熱損失係数とは、外と内とで温度差があるときに、その温度差に対して、一時間あたりどれだけの熱量が外に出て行くかという係数です。J/hKになります。
一度で計算できれば、ありがたいのですが、手続きが面倒なのです。

熱損失係数は熱貫流率(W/平米K)×外壁面積(平米)となりますん。
熱貫流率は熱の通しやすさってことです。

それでどうしたどうした。

熱貫流率は1/熱貫流抵抗になりまして
熱貫流抵抗(平米K/W)は熱の通しにくさになります

それでどうしたどうした。

熱貫流抵抗は、各部材の熱抵抗の総和になります

それでどうしたどうした。

熱抵抗(平米K/W)は部材の厚さ(m)/熱伝導率(W/mK)となります。

本当に面倒くさいです。誰がこんなに似たような名前ばかり考案したのでしょう、真紅とか水銀灯とか雛苺とかもっとかわいらしい名前にしてくれれば、もっと気分良く計算する気になるかもしれないかもしれないのに。

もう、かなりうんざりしてますが、あきらめて、壁面の熱貫流抵抗から計算してみましょう。

そうそう、W(ワット)とJ(ジュール)が混在しているので、補足。
Wは仕事率、単位時間にどれだけの仕事をするかで、Jは仕事の量です。1秒間に1Jの仕事をするのが1Wになります。
ちなみに1Whは1×60×60Jになります。

赤い流星のときののスペック確認より


厚さ     熱伝導率      熱抵抗

外側空気                23       0.04(平米K/W)
貧乏サイディング   12(mm)  0.21(W/mK)  0.06(平米K/W)  
ラスウールの10K  105(mm)  0.05(W/mK)  2.1(平米K/W)
石膏ボード    9.5(mm)  0.22(W/mK)  0.04(平米K/W)
室内横向空気            9      0.11(平米K/W)

熱貫流抵抗=2.35(平米K/W)
熱貫流率=0.426 (W/平米K)

うん、思ったよりさくさくでした。それに熱伝導率はなんまらサービスです。

外壁側面積は25.9平米。そのうち窓の面積は8.1平米
残りは17.8平米となります。

ここで、ようやく
熱損失係数(kJ/hK)は17.8×0.426×60×60/1000=27.3 です。

昨日の平均気温は19.2度、貧乏長屋の平均気温は22度(たぶん、そんなものでは?)

すると壁からの熱損失は(22-19.2)×27.3×24時間=1834.6(kJ)

一昨日の平均気温 15.5度にしたら、4258.8(kJ)

冷蔵庫の発生熱量1173.6kJと比べると、…みんないなくなってしまいました、何にも残りません
おまけまでしたのに、「ぶっちゃけありえない」
貧乏長屋は一体どれだけ すかすか なのでしょう。
しかも、1日に16.2℃も室温上げてくれる、魔法の冷蔵庫の何という無力さ。
レベル1のまっぱの勇者さながらガタブルです。なんせ敵はラスボス級ですから。

もはや、言葉もありません
ってことは、冷蔵庫計算はあながち間違っていないの?

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氷箱(... ええいアムロなぜこれが分らんのだ) [貧乏長屋の熱損失]

... ええいアムロなぜこれが分らんのだ

しゃあ.jpg


さて、執拗な攻撃を仕掛けてくるはずの冷蔵庫の熱はどこへ行ってしまったのでしょう。
冬は、常夏の常磐ハワイアンセンターばりに、夏は同センター大浴場付設のサウナが24時間楽しめる筈の我が貧乏長屋はどうしてしまったのでしょう?
計算間違い、勘違い、知恵足らずのネガティブな懸念は、暑苦しくぶっとばして、

どっきりどっきりDON DON! 不思議なチカラがわいたら どーしよ?

明るい展望だけを胸に、他の要因を探ってみましょうか。

まず、隙間風 ぴうぴう の我らが貧乏長屋
冷蔵庫の吐き出した熱なぞ、ぴうぴう 外に吹き飛ばしそうです。

それでは、順に貧乏長屋の外壁のスペックを暴いて見ましょう。

外壁(外側から)

貧乏サイディング 多分セメント系で12mm程度でしょう
空気層 勿論貧乏ですから、当然乾式で金物分の6mm程度
外壁下地 勿論貧乏ですからそんなものはないでしょう
防水層 0.1mmくらいのシート
柱、間柱 105mm
断熱材 グラスウールの10Kでも入っていれば御の字です。断熱効果に関しては内部結露によりさようならでしょう。
石膏ボード 9.5mm(羊羹的な貧乏長屋なので界壁が回りこむことはありますん)

合計12+6+105+9.5=132.5mm

さて、厚さを実測っと。
貧乏アルミサッシの外端から、室内側の額縁外端まで 220mm
サッシ外端から貧乏サイディング面まで、77mm
内部額縁のちり 9mm(さすが貧乏、天晴)

そうすると
220-77-9=134mm

1.5mmの誤差がありますが、まあ予想通りの標準貧乏外装仕様ですね、てへ。


お次は、つたない脳みそで、外壁面の熱損失係数を計算してみましょうか。




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氷箱(ガスコンロ) [貧乏長屋の熱損失]

雨です。寒いです。クールビズどころではありません。
室温は23℃、23℃でも十分寒いです。

どういうものか、冷蔵庫の話ばかり続いたので、熱源続きで同じ発熱源のガスコンロが気になってきます。
めずらしく、しげしげとうちのガスコンロをを眺めてみることに。

ぼろい(ちゃんと掃除はしてるんだお)

わが貧乏長屋には、当然都市ガスなどきていません。プロパンガスです。
余談ですが、ガス代は家賃と一緒に大家に支払う仕組みですが、ピザの大家がマージンとってぼったくられている気がしてなりませぬ。
貧民窟から搾取なんてしたら某少女にちくっちゃうぞ。

「いっぺん、死んでみる?」

じごくしょうじょ.jpg

能登麻美子さんに面と向かって言われたら、どうしたものか考えてしまいますね。

さて、今まで、ガスコンロについて、考えたことなどなかったが、どの位の威力なのでしょう?

それではと、取説を紐解いてみると、??
ガステーブルと書いてある。そうか、本名はガステーブルだったのか。
それじゃコンロってなに??

はい、目の前の箱に聞いてみました。
おながいWiki先生。

焜炉(こんろ・片仮名でコンロと表記することもある)とは、本来運搬可能な小型の調理用の炉をさしたが、今日では鍋釜などの調理器具を加熱する据付型の燃焼器具又は加熱器具も含まれる。 「焜」とは広韻で「火の貌(かたち)」と解釈され、つまり熱炉・熾炉(しろ)と言うに等しい。カタカナ表記されることが多いため西欧語の誤解があるが日本語である。

なのだそうだ、れっきとした日本語で、しかも見慣れぬ漢字まで付いている。
平仮名しかない「にじ」より、よほど立派である。

まあそれは良いとして、瓦斯焜炉君のスペック確認。

標準バーナー  2.45 kW
強火力バーナー 4.20 kW
グリル       1.74 kW

さて、ここで注目したいのは、冷蔵庫のときとは、単位が違うということです。
Wはそもそも仕事率の単位なので、本来はkWhという単位は、仕事のJ(ジュール)で表記すべきと思うのですが、どうして家電の単位はみんなkWhなのでしょう?
おしえて、エロい人。

天の声 「ggrks」

にじのところでは、料理に費やす時間は40分/日 位です。
その、7割は瓦斯焜炉を使っています。ただし、強火で使うことはまずありません。およそ、目盛りの半分のところくらいです。

一日あたりの使用量は、標準バーナーを基準とすると
2.45kW×60秒×40分×0.7割×0.5=2058 kJ/日
になります。

既出の(がいしゅつ あれ?変換できないや)空気の定圧比熱容量 889J/K立米(お詫びと訂正のときです)
貧乏長屋の容量 119立米より

2058×1000/889/119=19.45度

冬は15度の部屋が34.5度に、夏は30度の部屋が49.5度になるということです。
これは、冷蔵庫より、さらにすごいですよね。
多治見や熊谷の人は、こぞってシベリアか陸別に転居しますね。

なるほどなるほど(本当かな?、またしても、超級ありえないよね?)

嗚呼、天の声が聞こえる。
「馬鹿なの?死ぬの?」


ーー 予告 (次回ではありますん、原因がわかったときです)ーー

あまりの、ありえない数値に私は愕然とするのでした。
そして、天の声が…

「神は言っている、まだ死ぬときではないと」

そして、誤りに気づいたにじは、再びお詫びと訂正をするのであった。


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